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悪態レシピサイト「COOKBAD」開設のお知らせ

レシピサイトへの不満をハイクでもつぶやいて、共感が得られた気配をまったく感じなかったのだが、挫けずにダイアリーでも主張しておこうと思う。


クックパッドなど色々なレシピサイトがあるが、いずれも押さえておくべきコツが記載されている。親切のつもりかもしれないが、わたしが必要としているのはそういうものではなくて、「コツがいらないレシピ」だということにようやく気づいた。なんか材料がちょっと足りなくても、適当な感じで作っていても、なんとなく美味しく出来てしまう適当なレシピだ。


そして、それから、もう一歩踏み込んで考えてみると、レシピサイトにはパンチが足りないという気がしてきた。優等生過ぎるのだ。そのニッチェはすでに栗原はるみさんががっちり押さえてるぞと言いたくもなるではないか。パンチという意味では、例えば、罵詈雑言連発のレシピサイトなど刺激的でいいのではないだろうか。時代は「COOKPAD」ではなくて「COOKBAD」だ。


これだけではイメージしにくいかもと思ったので、自ら具体例を示してみようと思う。


野菜たっぷり味噌風味カレースープ(1-100人分)

(所要時間:測定不能)


材料 分量 備考
レトルトカレー 1パック *1 甘口がおすすめ *2
600ml *3 ヴォルビックがマスト *4
大根 1/3本程度 *5 真ん中の瑞々しい部分がマスト *6
タマネギ 中サイズ1個 *7 淡路島産がマスト *8
味噌 適量 味噌が決め手。味噌は厳選すること *9


0. 大根、タマネギを大好きなサイズに切る。もちろんワイルドに丸ごと入れても構わないが、そんなことをすれば、わたしが親なら平手打ちを食らわすところだ。なお、材料の説明でも述べたが、大根とタマネギはあってもなくても構わない。ただ、レシピに「大根、タマネギ」とあるのに、なぜ大根やタマネギを準備しないのか、その反抗的な姿勢があなたの人生に様々な問題をもたらしてはいないのか、じっくり考えてみる必要はある。考えたらEvernoteに記録しておこう。記録したことはすぐに忘れるのが吉だ。


1. 鍋に分量の水を加えて強火にかける。加えると決めたら一気に入れなくてはならない。もたもたしていると小沢氏が不服を申し立てる可能性がある。適当な鍋がない場合は適当なお店に買いに行こう。歩いて行っても構わないが、走っていった方が時間を短縮できる。時間を短縮したい人がなぜ鍋を買いにいってまでカレースープを作っているのかやや理解に苦しむが、人にはそれぞれの理由があるものだ。そういった各自の理由を尊重しようと決めたのが日本国憲法だ。これもEvernoteに記録しておこう。もちろん記録できない理由がある場合は記録してなくても構わない。人にはそれぞれの理由があるものだ。


2. 野菜に火が通ったら、レトルトカレーを加える。ここで「これは本当に野菜に火が通っていると言えるのだろうか?」などと深く考えてはいけない。それは病気だ。野菜に火が通ろうが通るまいがそんなことは関係ないんだ。アオムシはすべて生で食べてるぞ。どうしても気になるのなら、もう野菜なんか入れるな。野菜に振り回される人生なんてまっぴらご免だろ。これはEvernoteに記録する必要はない。Google docsにメモしておいて、適当なタイミングでハイクに投稿しよう。ハイカーは親切なのでスターをくれるかもしれない。もらえなかった場合は自分でスターを付けよう。わたしはよくその手を使う。


3. あっ、肉を入れるのを忘れていた。材料にも書くのを忘れている。もう死にたい。
どうせ死ぬなら肉はいらんだろ。あっ、そう考えると勇気がわいてきた。肉なんかいるか。肉を入れたい場合は各自でどうぞ。近所のお肉屋さんに行って、カレーに合う肉はどれか相談すれば親切に答えてくれる。だが、支払い能力がないんですがどうしたらいいですかと相談すれば途端に不親切になる。そういうものだ。これはEvernoteに記録しておこう。もちろん、一字一句書く必要はない。「肉屋 不親切」とメモしておけば充分だ。


4. 最後に味噌を加えて味を整える。味噌を入れてからは絶対に煮立たせてはいけない。これはマスト。だが、実際にはうっかり煮立たせてしまうこともあるだろう。人にはそれぞれの理由があるものだ。それでも一向に構わない。味噌の風味が損なわれたくらいでガタガタ言ってどうする。世界には味噌の存在自体を知らない人が大勢いるんだ。次にカレースープを作る時に気をつければいいさ。人生のやり直しはきかないが、カレースープの作り直しはきく。励ましているようで余計落ち込ませるようなことを言って申し訳ない。だが実際に人生のやり直しはきかない。人生のやり直しはきかない。大事なことなので2度言ってしまってごめん。


5. あっ、さっき最後と言ったけど、ここで卵を入れてもなかなかオツなものだ。卵を入れると俄然まろやかになる。ただ卵を入れることで、カレーが苦手な人でも大丈夫になるかというとそれは話は別だ。卵を入れてもカレーはカレーだ。だいたいカレーが嫌いな人がカレースープにチャレンジするなんてどうかしてる。元暴走族に向かって、灰皿に入れたテキーラを強要するようなものだ。暴走が仕事なのに、酒を飲ませてどうする。飲酒運転だろ。そういう問題でもない気がするが、そうこうしているうちに卵が固くなりすぎた! だがそれがいい。





というような感じだ。とても信じられないかもしれませんが実際にこれは美味しい。忙しい朝に野菜をたっぷり取りたいという際におすすめです。

*1:2、3パックでもわたしは構わない

*2:実は、中辛や辛口でも一向に構わない。カレーじゃなくてもいいくらいだ。

*3:600mlにこだわらず鍋からあふれない限りどんどん入れてもらってわたしは構わない

*4:他言無用でお願いしたいのだが、実は、水道水でも構わない。洗面所で汲んだ水でも構わないが、洗面所で汲んで台所まで運ぶよりは、台所で汲んで台所で使用する方が作業は格段に楽だ。あるいは、洗面所にコンロを移動して、洗面所で汲んだ水を利用するという手もアリかもしれない。だがなぜそんなに洗面所にこだわる必要があるのか疑問が残る。ひょっとして、あなたが言っている台所はお風呂の隣にあったりしないか? それは洗面所だ。

*5:量は適当で構わない。というか大根はなくても構わない。ところでなぜカダフィは傘をさしているんだ。大根をさしているよりは自然だからか?

*6:実際には葉に近い部分でも、先端部分でも構わない。「マスト」とか言うとカッコいいかなと思って言ってみただけ。

*7:大サイズ3個とか小サイズ半分とかでもいい。もちろんなくてもいい。むしろ無いほうが甘ったらしくならないので美味しいくらいだ。

*8:ただ自宅が淡路島にない方は淡路島産にこだわる必要はない。佐渡島でも鬼ヶ島でもタマネギであれば構わない。きび団子でも構わないくらいだ。

*9:これもハッタリだ。人間の精神力を甘く見てはいけない。イオンの一番安い味噌を買っても味噌だと思えば味噌だと思えてくるものだ。人類の脳の発達は不味い味噌を美味い味噌と思い込むためだけに発達してきたと言っても過言ではない。ただ味噌と糞は一緒にしない方が吉だ。それは特殊な趣味の領域に入っている可能性がある。